コンピュータは2進数
パソコンを扱っていて、苦手意識を感じることはありませんか?あるいは、ソフトを導入(インストール)するとき失敗したらどうなるのだろう、と不安になることはありませんか?
私がこのような不安がなくなったのは、2進数のことが、わかったときです。
コンピュータの2進数とは?
2進数とは、1と0(ゼロ)の2つの数字だけでできている、ことです。
私たちは1から10までの10進数で、普段から慣れ親しんでいますが、
2進数は、0,1,10,11,100,101,110,111,1000,1001,,,,,のように進んでいきます。
10進数 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
2進数 | 0 | 1 | 10 | 11 | 100 | 101 | 110 | 111 | 1000 | 1001 | 1010 |
数字を見るとわかったような、わからないような気分になると思いますが、、、
なぜ、2進数かというと、電気のスイッチON か OFFのいずれかの信号しか機械は認識できない、からです。電流が流れるか、流れないかのいずれかなのです。
ONが1なら、OFFは0となり、この連続でパソコンはすべてのデータを認識するのです。
ですから、ソフトを導入するとき、膨大なデータがパソコンに取り込まれるのですが、それも、1と0の組み合わせでできたデータにすぎません。
しかし、これでは、効率が悪いのでは?と思うのですが、コンピュータの処理速度はものすごく速いので、大丈夫なのです。
処理速度とは
処理速度はHz(ヘルツ)で表し、1ヘルツなら1秒間に1回の処理速度、ということです。
パソコンでは遅くとも、MHz(メガへルツ)の単位なので、1MHz=1,000,000Hzで、1秒間に100万回の処理速度です。
1GHz(ギガヘルツ)なら、1GHz=1,000,000,000Hzで、1秒間に10億回になりますから、おそろしく速い処理速度なのです。
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