デジタルデータの単位
デジタルデータには単位があります。CD-Rに700MBとあるのは?1MBの画像は大きい?小さい?、、、などの基準になります。
デジタルとアナログ
2進数のデータをデジタルデータといいます。
それに対し、アナログデータがあります。
CDに入っているのはデジタルデータで、レコード盤やカセットテープに刻まれているのはアナログデータです。
カセットテープには60分用とか、120分用とか時間で表示されていますが、CD-Rには700MBと印刷されており、空のCD-Rには700MBのデータ量がはいりますよ、と時間ではなくデータ量の表示になっています。
デジタルデータの単位はバイト
デジタルデータは 1または0 で、これをbit(ビット)といいます。
しかし、これでは単位として、あまりに小さいので、8bit(8ビット)を最小単位としています。
8bit(8ビット)=1B(1バイト)です。
0と1の組み合わせを作っていくと256とおり作れます。
00000000 |
00000001 |
00000010 |
00000100 |
↓↓↓↓ |
11111110 |
11111111 |
したがって、1バイトで256文字を表現できることになります。ただし、アルファベットの場合です。日本語はこれでは足りないので、2バイトで表現します。
2B(2バイト)=256×256(2の16乗)=65,536文字を表現することができるのです。
単位を表であらわすと以下のようになります。
1 B(バイト) | = 8 bit(ビット) |
1 KB(キロバイト) | = 1,024 B |
1 MB(メガバイト) | = 1,024 KB |
1 GB(ギガバイト) | = 1,024 MB |
1 TB(テラバイト) | = 1,024 GB |
なぜ、1 KBが1,024 B となるかというと、2の10乗=1,024 だからです。ここに2進数と10進数の計算法の違いがあります。
次は、2進数の応用、位取り