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マージンとパディング
このページではマージンとパディングを説明しています。空間を生かしたレイアウトをすると読みやすいページになります。
マージンとパディングを理解しやすくするために、下の画像をご覧ください。
スタイルシートはボックス型の構造をもっています。
ボーダーの内側がパディング、ボーダーの外側がマージン、と考えればよいと思います。
コンテンツはテキストや画像です。
マージンとパディングはさまざまなところで応用できて、装飾やレイアウトに欠かすことができないプロパティです。
パディングの指定
パディング、マージンとも指定していない状態です。
この例では見出しと青い線が近すぎて、見出しが読みにくいです。また、全体を囲んでいる点線がぎりぎりまできているので、窮屈です。
そこで、まず見出しと青い線(ボーダー)の間を広げます。
div{
border: dotted 5px #c0c0c0;
width: 480px;
}
h2{
border-top: solid 1px blue;
border-bottom: solid 1px blue;
padding: 5px;
}
h2に対し、パディングを5ピクセルに指定しました。見出しと、青い線の間が空いて、見やすくなりました。
padding: 5pxは、見出しと青い線(ボーダー)の間を5px空けるという指定です。しかし、まだ全体を囲んでいる点線と内容の間が窮屈です。
div{ border: dotted 5px #c0c0c0; width: 480px; padding: 10px; } h2{ border-top: solid 1px blue; border-bottom: solid 1px blue; padding: 5px; }
divに対して、パディングを10pxに指定しました。全体を囲む点線が広がって見やすくなりました。
padding: 10pxは内容(コンテンツ)とボーダーの間を10px空けるという指定です。このページの初めにある画像を参照してください。
内容全体を囲むdiv要素に対して指定したのがポイントです。
内容の体裁はよくなりましたが、内容全体が画面の左に寄っています。
そこで、画面の左側を少し空けて余裕をもたせます。
マージンの指定
スタイルシートでマージンを指定div{ border: dotted 5px #c0c0c0; width: 480px; padding: 10px; margin-left: 15px; } h2{ border-top: solid 1px blue; border-bottom: solid 1px blue; padding: 5px; }
全体を囲むdiv要素に対して、マージンを15pxに指定しています。
これで、画面左側にスペースができ、見やすくなったと思います。
パディングとマージンのポイント
どのくらいのスペースを空ければよいか、わからなくなったときは、パディングもマージンも一度0ゼロにして、ブラウザで表示させてみます。その後でpx数を入力して、ブラウザで確認すれば、見当がつけやすくなると思います。
指定とブラウザ表示を繰り返すのが、見やすくきれいなページをつくる秘訣だと思います。pxピクセル数の感じがつかめると指定もやりやすくなります。
HTMLエディタなどのソフトを使うと、プレビュー機能がついていて、プレビューで確認しながらタグ打ちができるので、作業の能率があがります。
用語:ボックス構造/ピクセル